前回の続きです。

子供の頃、お金がなくて手にすることができなかった夢の CB400F 。
50歳半ば、叶わなかった夢を　追いかけて〜、、

　前編、お読みでない方は是非どうぞ。

今回、アメリカ中からかき集めてきた CB400F 。

前のオーナーが、色々いじって程度が良くないのものは避けて
長年、ガラージにしまっておいたと思われるオリジナルの6台のみを買い付けました
40年も経っているので、相応にくたびれて、埃にまみれ、錆びているのですが、、、
驚いたことが１つ、、、
どのバイクも、オイル1滴漏っていないこと、、、
さすが  Made in Japan !　なんだか自分のことのように誇らしい！

レストアは、その70％が

サビ落とし、、、
ペイント、、、
パーツ、ネジ磨き、、、
キャブレターをばらして、中を掃除、、、
必要なパーツを交換して、また組み上げの繰り返し、、

破損していたり、交換が必要なパーツは、イギリスにある CB400F パーツ専門店へオーダー、、、
日本のヤフオクからヨシムラの集合管、、、

さらに、、、
クローム再仕上げのオリジナルマフラー、、、
カリフォルニアの老人が持っているのを発見！
往復10時間の道のりも何のその、、、

ここアメリカでも、旧車ファンは多くて、スーパーカブから始まりホンダCB360,550,750 、kawasaki Z1、KH750 など70年代の古い日本のバイクが特に人気です。　それに特化したクラブも沢山あり、様々な情報交換から、もう生産されていないオリジナルのパーツも手に入るので、助かります、、。

また、ここではローカル情報　”クレイグリスト”　というのがあって、日用雑貨からなにからなにまで揃っている、個人売買のサイトからも、色々なパーツなどが入手できます。

毎週末の休みを利用して、レストア本を読みながら、、、
コツコツと組み上げて、、2ヶ月ほどで形になってきました。

仕上がりまでを早巻きで、、、。

ペイント完了😘

フロントフォーク取り付け😄

タイヤ装着😃

エンジン搭載😀

メーターと配線

純正マフラー取り付け、、ピッカピカ！！😭嬉し泣き〜

はい、出来上がり！！😍

今回は、2台同時進行でレストアしました。

赤いのはオリジナルモデル。

青いのはカフェレーサー風。
マフラーは、この後ヨシムラへ交換して、、
その後、、、娘に取られました、、、涙〜

後は、黄色い　CB400F と Z1 を仕上げれば、子供の頃に叶わなかった夢が完結！
今年末には、またレポートできると思います。

こうして、古いバイクをいじっていると、、、
時々、気持ちが深いところへ入り込んで、、、
これを設計した人の気持ちとシンクロする時があるんです、、、

ネジ1本1本、、、
作った人の心を感じるというのか、、、
日本人のものづくり、、、魂というか、、、
うまく表現できませんが、、、

なにせ　MADE IN JAPAN すごい！　です。

私は戦争を知らない世代ですが、、、

このバイクのネジ1本1本を磨き上げながら組み立てて、、

そして、最初に火を入れたとき（セルを回す）、、、

今まで、冷たい鉄の塊だった、このバイクが、、、

”バウォ〜ン”　と唸り声を上げながら熱を持つ様。

蘇った　”ゼロ戦”　を思い起こすのは私だけでしょうか、、、

少し遅くなったけれど、また1つ夢が叶いました！！

「おお400！　お前は風だ！」😭　また嬉し泣き、、

人生って面白い！